Call my name
「リョーマ」
君が俺の名前を呼んでくれるなら
俺はどこまでだって強くなれる気がする。
「・・・・リョ・・マ・・っ」
君が俺の名前を呼ぶたびに
頭の奥のほうが痺れそうになるんだ。
「・・・リョーマ。」
知ってる?
君が俺を呼ぶ声には
君が思ってるよりも強い力があるって。
―あの時だって・・・
全国大会準々決勝
氷帝・跡部戦。
激闘の末、力尽きてコートに倒れ込んだ。
まだ試合は続いているのに。
一瞬、もうダメかもしれないと思った。
朦朧とする意識の中―
「・・・リョーマッ!!」
聞こえたのは、君の声。
だから、立ち上がれたんだ。
絶対に譲れない勝利を掴むことを思い出させてくれた。
一人で戦えないほど弱くなんかないけど
君が俺の名前を呼んでくれたら、俺はもっと強くなれる気がする。
「・・リョーマぁ・・」
そんな可愛い声で
「・・んっ・・リョ・・マっ・・」
求められたら
「・・やっ・・・リョ・・マぁ・・」
もう手加減なんてできない。
「・・・ん・・やっ・・・あ・・あぁっ・・・リョ・・っ」
知ってる?
君がそうやって俺を呼ぶ声が
俺の理性を簡単に吹き飛ばすって。
「・・あっ・・・ん・・・や・・。
・・あぁっ・・ん・・あぁっ・・あぁぁっ・・・・・っ・・
・・・リョーマ・・・ぁっ」
そんな顔で
そんな声で
きみに名前を呼ばれたら
それだけで、もう我慢できない。
「・・くっ・・・・・・っ」
ねぇ、これからも。
「リョーマ」
いつも隣で
そうやって笑って
俺の名前を呼んで?
「リョーマ。」
その声で俺をもっと酔わせて。
「リョーマ!」
君が俺の名前を呼んでくれるなら
俺はどこまでだって強くなれる気がするから。
fin...
* * * * * * * * *
駄文、すいません・・・。
しかも。名前、呼び過ぎですか?苦笑
もし自分が彼女だったら、「リョーマ」ってたくさんたくさん呼びたい願望を描いて見ました。
単なる自己満です。
申し訳ない。
リョーマ目線のこうゆう短いお話書いてみたかったんです。
またも、原作の試合の話を絡めてみました。
サイドストーリー的なの、好きなんです。
またも自己満です・・・。すいません。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました!!
2007.8.21